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令和6年度の募集は終了いたしました。
本プログラムは、来年度も実施いたします。
来年度も、よろしくお願いいたします。
Create our Future with Ehime University.
愛媛大学大学院農学研究科では、これまでの基礎研究で培ってきた技術やノウハウを、愛媛の柑橘産業のイノベーションに結び付け、平成30年7月に発生した西日本豪雨災害からの柑橘産業の復興はもとより、この分野のさらなる成長に資することを目指して、同年12月1日に「愛媛大学大学院農学研究科附属柑橘産業イノベーションセンター」(以下、柑橘産業イノベーションセンター、https://www.agr.ehime-u.ac.jp/ciic/)を開設いたしました。
「愛媛大学柑橘産業人材育成プログラム」は、この柑橘産業イノベーションセンターが主催するもので、愛媛大学農学研究科の教員が、中国四国農政局、愛媛県、県内市町、JA、関連企業、関連農家の皆様の御協力を得て実施する「柑橘産業にかかわる総合的かつ発展的な知識を習得できる、67.5時間のプログラム」です。
本プログラムを、是非、ご受講いただき、柑橘産業の益々の発展と、皆様の新しい未来の展開に繋げていただければ、大変ありがたい限りです。
本プログラムは、柑橘農業および柑橘の加工、流通を含む幅広い関連産業の振興に資する能力を有する人材を育成することを主たる目的としています。
第1回と最終回の愛媛大学農学部の講義は、対面とリアルタイムでのオンライン遠隔方式の併用で開講します。9月と2月の愛媛県みかん研究所の栽培実習は、対面で実施します。すべての講義について、オンデマンド配信をいたします。
対面実施への希望者が少ない場合は、対面開講を実施しない場合があります。
プログラムは、ステージⅠ、ステージⅡ、ステージⅢから構成されており、その内容は以下のとおりです。 下の表の「農学部+オンライン」は、農学部での対面開講の講義と、リアルタイムでのオンライン遠隔開講の講義の両方があることを示しています。 「オンデマンド配信開始」は、対面での講義はなく、録画された講義のオンデマンド配信開始日を示しています。全ての講義について、オンデマンド配信を行います。オンデマンド配信は、2月22日(土)で終了します。
開講月日 | 曜日 | 時限 | 講義題目 | 担当 |
---|---|---|---|---|
第1ステージ:柑橘産業の全体像と、柑橘産業を取り巻く社会情勢と発展性を理解する | ||||
8月24日 (農学部+ オンライン) |
土 | 2 | プログラムの目的と全体像 | 柑橘産業イノベーションセンター |
土 | 3 | 愛媛県の柑橘産業の歴史、特徴、発展性 | 愛媛県庁 | |
土 | 4 | |||
10月19日 (オンデマンド配信開始) |
土 | 3 | 日本の農業・農政の動向と果樹産業(総括編) | 農林水産省中国四国農政局 |
土 | 4 | 日本の農業・農政の動向と果樹産業(柑橘編) | ||
第2ステージ:柑橘産業を営み発展させるための基礎的な科学知識を習得する | ||||
8月31日 (オンデマンド配信開始) |
土 | 1-2 | 柑橘の分類と育種・繁殖 | 羽生 剛 准教授 |
土 | 3-4 | |||
9月14日 (オンデマンド配信開始) |
土 | 1-2 | 柑橘の生理、生態と栽培方法 | |
土 | 3-4 | |||
9月21日 (オンデマンド配信開始) |
土 | 1-2 | 土壌の物理性、化学性と水管理 | 治多 伸介 教授 久米 崇 准教授 |
土 | 3 | 環境配慮、資源再利用の技術 | 治多 伸介 教授 | |
土 | 4 | 柑橘農地の災害による崩壊メカニズムと対策 | 小林 範之 教授 | |
9月28日 (オンデマンド配信開始) |
土 | 1 | 柑橘園地整備における計画と設計 | 武山 絵美 教授 (京都大学) |
土 | 2 | 土壌生物の働きと利用 | 上野 秀人 教授 | |
土 | 3 | 施肥・土壌管理技術 | ||
土 | 4 | 植物養分の科学と栄養診断 | ||
10月5日 (オンデマンド配信開始) |
土 | 1-2 | 害虫と防除 | 吉冨 博之 教授 |
土 | 3 | 病害と対策 | 八丈野 孝 教授 | |
10月12日 (オンデマンド配信開始) |
土 | 1-2 | 柑橘農地での農作業と農業機械 | 有馬 誠一 教授 上加 裕子 准教授 |
土 | 3 | 柑橘の選果と貯蔵 | 高橋 憲子 准教授 | |
土 | 4 | 収穫後の柑橘の腐敗とその防除方法 | 森松 和也 講師 | |
10月19日 (オンデマンド配信開始) |
土 | 1-2 | 柑橘の保健機能成分と機能性食品開発 | 菅原 卓也 教授 |
10月26日 (オンデマンド配信開始) |
土 | 1 | 食料・農業・農地問題の基礎 | 椿 真一 准教授 |
土 | 2 | 松岡 淳 教授 | ||
土 | 3 | 柑橘産業の経営戦略「愛媛県の果樹産地と農協」 | 板橋 衛 教授 (現在 北海道大学教授) |
|
土 | 4 | 柑橘産業の販売戦略 | 山本 和博 教授 | |
第3ステージ:柑橘産業の先端技術状況と就職・進学・経済支援に関わる社会制度を理解する | ||||
9月7日 (みかん 研究所) |
土 | 1 | 柑橘の栽培実習(中晩柑の摘果) | 井上 久雄 准教授 |
土 | 2 | 柑橘の栽培実習(温州みかんの摘果) | ||
土 | 3 | 柑橘農地、柑橘栽培、柑橘加工、柑橘流通などに関わる 先端技術を学ぶフィールドワーク(1) |
愛媛県みかん研究所 | |
土 | 4 | 柑橘の結実管理技術 | 井上 久雄 准教授 | |
1月25日 (オンデマンド配信開始) |
土 | 1 | 柑橘農地、柑橘栽培、柑橘加工、柑橘流通などに関わる 先端技術を学ぶフィールドワーク(2) |
愛媛県八幡浜支局 |
土 | 2 | 農研機構 | ||
2月1日 (みかん 研究所) |
土 | 1 | 柑橘の栽培実習(中晩柑の剪定) | 井上 久雄 准教授 |
土 | 2 | 柑橘の栽培実習(温州みかんの剪定) | ||
土 | 3 | 柑橘の枝梢管理技術 | ||
2月8日 (農学部+ オンライン) |
土 | 1-2 | 県、市、JA、愛媛大学などの支援制度 | 愛媛県、市町、JA、愛媛大学など |
※ 講義時間は,1時限目)9:00~10:30、2時限目)10:50~12:20、3時限目)13:30~15:00、4時限目)15:20~16:50 です。
※ 講義題目、担当、実施時間、開講方式については、若干の変更が行われる可能性があります。
※ 9月と2月のみかん研究所での開催日は、愛媛大学農学部から送迎車両(無料)が運行されます。また、直接現地で集合していただいても結構です。
本プログラムで開講される講義科目を全て履修(67.5時間)し、各講義で提示される課題(レポートなど)に全て合格すること。修了者には、学長名の「履修証明書」を交付するとともに「愛媛大学柑橘産業イノベーター」の名称を付与します。
30,000円
※振込手数料は、各自でご負担ください。
※振込手続き書類は、受講者決定後に個別にお送りいたします。
※既納の受講料は、原則、返金いたしません。但し、万一、講座を開講できなくなった場合は、受講料を返金いたします。
※オンライン受講のための通信料は受講者負担となります。
※募集要項は下記からダウンロードしてください。
募集要項はこちら
募集人数 | 30人 (定員に達し次第、締め切らせていただきます。) |
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応募資格 | 柑橘産業および関連産業に関心を持つ一般社会人で、以下の①ないし②の資格を有する方を広く募集します。例えば、1)将来的に柑橘産業及び関連産業に従事することを志している方、2)現在従事している仕事に役にたつ知識を得ることを目的とする方、3)柑橘産業に対する教養的な知識を高めたい方など、多様な受講生を受け入れます。
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受講申請期間 | 令和6年5月29日(水)~令和6年7月31日(水) |
提出書類 | 受講申請書(所定の様式)に必要事項を記入したもの(手書きでも、パソコンでの記入でも、どちらでも結構です。) ※受講申請書の様式は下記からダウンロードできます。 受講申請書はこちら |
応募に関する注意事項 |
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提出の方法 | 令和6年7月31日(水)までに「必着」で郵送していただくか、電子メールに添付してお送りください。郵送の場合は、封筒の表面の左隅に「愛媛大学柑橘産業人材育成プログラム 応募書類在中」と朱書きしてください。 |
本プログラムで学ぶために必要な資質を評価・審査する目的で,応募書類により、受講の可否を決定します。
令和6年8月2日(金)までに、本人あてに受講の可否を電子メールないしは、郵送で通知するとともに、受講者については受講案内などの情報をお伝えします。なお、電話による可否の問い合わせには応じません。
受講が可となった方は、受講案内に従い、令和6年8月5日(月)~令和6年8月8日(木)までに、受講料30,000円を払い込んでください。